が,単に見たいだけの人にとって(かつ,GISじゃない人)そんなこと言われても何のことだか分かりませんね.というわけで,まぁまぁ汎用なGoogle EarthでWMSを見るための手順を書いてみました.
今回対象にしているのは,産総研GEO Girdが出しているベースマップのWMSで,URLは,
です.まず,このリンクをクリックしたら,
"No query information to decode. QUERY_STRING is set, but empty."
とか言われておしまいですね.何もQueryが無いから何も答えられないと言っている(この場合は,MapServer)わけです.じゃ,WMSとして正しくやると,
今度は何か返って来ました.が,これを読んでどうしろ?と思いますね.じゃ,ここから先はGoogle Earthにお任せで.まずは,イメージオーバーレイの追加を選択します.普通は分からないところで,【更新】メニューをみると,【WMSパラメータ】を設定できるようになっています.
イメージオーバーレイの追加の更新メニュー |
WMS URL追加メニュー |
http://ows.geogrid.org/basemap
を入力します.WMS URL入力画面 |
レイヤーの追加画面 |
画像フォマット変更画面 |
WIDTH=2048&HEIGHT=2048
などとして下さい.ここでの上限値(サーバの設定)は,2048です(いずれ大きくなるかもしれません).リクエスト画像サイズ変更画面 |
Google EarthでMOD12プロダクト(土地被覆図)WMSを貼りつけた結果 |
- キャプチャの取得には,Mac OS X版Google Earthバージョン6.2.2.6613を使いました
- 画像サイズである,WIDTHとHEIGHTは,GoogleのWMSクライアントが画面のサイズじ応じてリクエストしてくれても良いはずと思ってるのですが...
- KMLの中でWMSを定義して提供することも可能です.地震動マップ即時推定システムで,各地震毎にKMLでくるんだWMSを提供しています.