2015/04/30

Time Machine をコマンドラインから制御する tmutil

Mac OS Xのタイムマシン(Time Machine)は1時間毎に勝手に動いてくれますので,ほとんどの場合はそれで十分だと思います.しかし,ファイルをまとめて追加したりして,明示的にバックアップをとりたい時があります.かつ,これをコマンドライン(ターミナル)から実行できないものかなと思って探したら, tmutil で出来る事が分かりましたので紹介.

メニューの「今すぐバックアップを作成」に相当するのは startbackup のようです.
% tmutil startbackup

バックアップのリストを見る
% tmutil listbackups

自動バックアップを停止,開始
% tmutil disable | enable
(環境設定における, Time Machine のOn/Off 切/入 です)

ちなみに,/Applications フォルダにある Time Machine.app は, 「Time Machine に入る」に相当します.
% /Applications/Time\ Machine.app/Contents/MacOS/Time\ Machine

もう一つおまけ:
Time Machine のステータスは, /Applications/Utilities/Console.app で, backupd をフィルタに指定すると見ることが出来ます.


2015/04/20

SEP for Macでウイルス定義ファイルが更新されない

SEP (Symantec Endpoint Protection) for Mac をインストールしても,しばらくしてウイルス定義ファイルが更新されていないという現象に出くわすことがありそうです.というか,ハマりました.アンインストールしてインストールとか,インストールをもう1回とか色々な情報があるのでトライしてましたが,解決せず...

で,恐らく有効だったのかな(色々試していたので分離できていません)と思えるのが,一度ウイルス定義ファイルを持ってきて,手動更新して上げる方法.ダウンロードは,ここからできます.1GBを超えているので,これを毎回持ってくるのは厳しいよな...と思いながらトライしたら,自動更新に入ってくれました.

(症状)
LiveUpdate を起動して更新しても何もエラーは出なくて,
Symantec Endpoint Protection for Mac Virus Defs V12.1は,「すでに最新です」と出ます.ですが,Symantec Endpoint Protection for Mac を起動すると,ウイルス定義ファイルが最新ではない可能性があります.みたいなウインドウが出て,LiveUpdateが起動されます.そこで,手動で更新しても,SEPで見るとウイルス定義ファイルの日付は古いまま...というものでした.

かなり悩まされた.

2015/04/17

Picasaのデータを移動する

今までノート(Mac Book Air)で写真とか音楽を管理してきたんだけど,Mac Miniの方が良いなということで,写真データ(~/Picutures)を全部移動したくなった.もちろん,画像データをコピーするだけならなんていうことは無いのだが,Picasaにためこんだアルバムだの顔認識が失われるのは痛いということで,手順を探してみた.

画像の転送方法:
rsync -e ssh -arv Pictures new-host:
で,全部コピーできる.コピー終わったら,手元は消せば良い.ただし,Photoboothとか使っていない前提です.使っている場合はフォルダ毎に転送する必要があるでしょう.

Picasaデータの転送:
cd Library/Application\ Support/Google
rsync -e ssh -arv Picasa3 "new-host:Library/Application\ Support/Google/"
てな感じで上書きで転送出来る.

ポイントは,画像データのパスが同じになるように転送することのようです.
後始末として,転送元のPicasaをアンインストールしてお終い.

参考)
Picasaのデータベースファイルの場所など
完全にアンインストールする



2015/04/15

道明寺作ってみた

道明寺って,出来上がった和菓子のことを呼ぶのだと思ってましたよ.レンジで加熱&あんこは既成品の手抜きですが^^;






VMware上で動作するWindows 8のタッチパネル機能を無効化する

MacOSでVMware Fusionを使ってWindows 8を入れていると,なんかの拍子にウインドウの左右から,なんとかを見るならここをスワイプみたいなのが出てきて,その下のメニューが隠れてしまいます.
シングルウィンドウモードで表示している場合は,ウィンドウサイズを変更すると消えてくれるのが分かったのですが,本格的に消す方法を探してみました.

VMwaveの設定ファイルを直接編集しなきゃいけないみたいなので,一旦ゲストOSをシャットダウン(編集してゲストOSの再起動だと元に戻ってしまった)します.
ゲストOSのフォルダに移動して,xxx.vmx という設定ファイルの中の
touchscreen.vusb.present = "TRUE" を "FALSE" に変更します.
ゲストOSを起動します.

以下,確認方法です.マウスを右下に持っていてメニューを出して(Macなのでウィンドウズキーなるものはついていません),

この中の「PC情報」を見ると,以下のようにシステムのペンとタッチが無効になっているのが確認できます.



参考)
http://askpc.panasonic.co.jp/beginner/guide/eight06/6014.html