日立ソリューションズのTerraGo Product Suitesで作ったり見たり出来るのね.で,作るソフトは有料だけど,見るのは無償ですよと.
(だけど,そのリンクが, .exe 直リンだったりするので窓な匂いしかしないからやめる)
が,同じページにサンプルが幾つか転がってたので見てみた.数値地図ってのがあるので,筑波山を見ようと思ったけど,水戸で開いたPDFがクリッカブルなようでクリックできない.ん?と思ったらChromeのPDFエンジンがダメなだけのようだ.Safariで開き直したら,筑波山が表示できた!
Safariで筑波山を拡大 |
さらに,よく見れば左側のメニューでレイヤー選択が出来るようになっている.そんなことが出来るのね.もう一つ東京駅周辺GeoPDFというのを見てみた.が,今度はSafariで見ても普通のPDFを見ているのと何も変わらない.それはおかしいと思ってPDFをダウンロードして,Adobe Readerで開いてみると,右上の「拡張」の中に「地図位置ツール」ってのが隠れていた!
まぁ,だからなんだというのはおいといて,座標はとれた.ものさしツールを使えば,直線距離,周囲距離,面積を測ることも出来た.なるほど.
最後にオバマ大統領就任パレードの警備配置に実際に使われたらしいGeoPDFを見る.これもダウンロードしてAdobe Readerで見た.たぶんたくさん色々な機能があるんだろうけど,ピンをクリックしたら,写真が出てきた.
ただ,この写真をオンラインで持ってきて表示したのか,PDFに含まれていたのかはよくわからない.Tmpディレクトリにjpegファイルは出来ていた.あと,こんな警告は出るのでどうしたものか.....
そもそも,GeoPDFという言葉はOGC(Carlが喋ってた)では聞いたけど,標準規格リストに無い.つうことは,OGCの標準ではないはず(?)だ.ということは何か.
でGoogle様に聞いてみると,08-139でBest Practiceっぽいということが分かる.
ここまでくれば簡単で,OGCのサイトでBest Practiceを見ると確かに08-139r3が出ていた.タイトルは,
になってました.とすると,仕様は?と調べを進めると,WikipediaにGeoPDFがあった.GeoPDFは規格じゃなくてTerraGoのフォーマットか.さらに,Adobe's proposed geospatial extensions to ISO 32000ということは,OGCじゃなくてISOか?もう一つ,Geospatial PDFというリンクがあるのでたどってみた.で,こっちの方に明確にThe georeferencing metadata for geospatial PDF is most commonly encoded in one of two ways: the OGC best practice and as Adobe's proposed geospatial extensions to ISO 32000となっていた.
つわけで,タイトルも変える...
つか,ISO 32000は,PDFそのものだったのか.proposed geospatial extensions to ISO 32000なわけだから,PDFの規格そのものとして georeferencing extension を追加しようという試みだけど,まだ決まりきってはいないのかな?
やっぱり,GeoPDFはTerraGO Technologies社の登録商標って書いてあった(Iページ).
ブログで追記って,反則な気もしないでもないけど....Adobe Readerのバージョンについて補足.
上記のスナップショットは,バージョン 10.1.3 です(見て分かると思いますが,Mac OSです.10.6).まだ9.4.6のままになっていたMac Book Airがあったのでそっちで試してみましたが,ツール・注釈・拡張という右上のメニューが出ませんでしたが(レイヤーのON/OFFは表示されて操作も出来る),「ツール」→「分析」に隠れています.「分析ツールバーの表示」でも出てきます.また,数値地図GeoPDF利用ガイドによると,9.5.0で動作確認済とありますが,9.4.6でも問題はなさそう.
さらに,Adobeのバージョン9.1のリリースノートにGeospatial Locationの話が出てるからこのタイミングくらいから使えるようになってたのか?
Adobe Readerの地図位置ツールを使って座標を表示 |
まぁ,だからなんだというのはおいといて,座標はとれた.ものさしツールを使えば,直線距離,周囲距離,面積を測ることも出来た.なるほど.
最後にオバマ大統領就任パレードの警備配置に実際に使われたらしいGeoPDFを見る.これもダウンロードしてAdobe Readerで見た.たぶんたくさん色々な機能があるんだろうけど,ピンをクリックしたら,写真が出てきた.
ピンをダブルクリックしたらプレビューで写真が開いた |
そもそも,GeoPDFという言葉はOGC(Carlが喋ってた)では聞いたけど,標準規格リストに無い.つうことは,OGCの標準ではないはず(?)だ.ということは何か.
でGoogle様に聞いてみると,08-139でBest Practiceっぽいということが分かる.
ここまでくれば簡単で,OGCのサイトでBest Practiceを見ると確かに08-139r3が出ていた.タイトルは,
になってました.とすると,仕様は?と調べを進めると,WikipediaにGeoPDFがあった.GeoPDFは規格じゃなくてTerraGoのフォーマットか.さらに,Adobe's proposed geospatial extensions to ISO 32000ということは,OGCじゃなくてISOか?もう一つ,Geospatial PDFというリンクがあるのでたどってみた.で,こっちの方に明確にThe georeferencing metadata for geospatial PDF is most commonly encoded in one of two ways: the OGC best practice and as Adobe's proposed geospatial extensions to ISO 32000となっていた.
つわけで,タイトルも変える...
つか,ISO 32000は,PDFそのものだったのか.proposed geospatial extensions to ISO 32000なわけだから,PDFの規格そのものとして georeferencing extension を追加しようという試みだけど,まだ決まりきってはいないのかな?
やっぱり,GeoPDFはTerraGO Technologies社の登録商標って書いてあった(Iページ).
ブログで追記って,反則な気もしないでもないけど....Adobe Readerのバージョンについて補足.
上記のスナップショットは,バージョン 10.1.3 です(見て分かると思いますが,Mac OSです.10.6).まだ9.4.6のままになっていたMac Book Airがあったのでそっちで試してみましたが,ツール・注釈・拡張という右上のメニューが出ませんでしたが(レイヤーのON/OFFは表示されて操作も出来る),「ツール」→「分析」に隠れています.「分析ツールバーの表示」でも出てきます.また,数値地図GeoPDF利用ガイドによると,9.5.0で動作確認済とありますが,9.4.6でも問題はなさそう.
Adobe Reader 9.4.6 (Mac)での地図ツールの場所 |
さらに,Adobeのバージョン9.1のリリースノートにGeospatial Locationの話が出てるからこのタイミングくらいから使えるようになってたのか?