2007/07/29

Google Desktop for Linux (use)

ほぼひとつき前に書いたGoogle Desktop for Linuxをやっと入れてみました。まず、驚いたのは .deb が用意されていること。最近、.debを提供してくれているソフトウェアパッケージが増えている感じがしてとってもうれしい。

というわけで、.debをダウンロードしてインストールしました。http://desktop.google.com/ja/linux/gettingstarted.htmlに従って、メニューからGoogleデスクトップを起動した。その後、Googleデスクトップ設定も問題なくブラウザに表示された。とおもったら、GNOME web browserに行ってしまってFirefoxが反応しない。少し調べる事にする。

なるほど。GNOMEのデフォルトブラウザが反応しているだけだった。システム>設定>お気に入りのアプリメニューからウェブブラウザをiceweaselに変更してあげたら意図した動作になった。さて、そもそも検索インデックスはどこにあるのかなぁ。。。

(後付け:注)
少し混乱しながら作業したのでクリアでは無かった。インストールガイドにしたがって読んで行くと、アプリケーションメニューにGoogle Desktopが追加されていることになっている。しかし、GNOMEを立ち上げたままでは追加されないようです。GNOMEの標準的な動きなのかもしれませんが、まだ使い慣れていないGNOMEなので、最初分かりませんでした。ログインしなおせば表示されるのだと思われるが、ログインしたままの状態では、システム>設定>お気に入りのアプリを一度開いて、Google Desktopが追加されているのを確認してOKする必要があるようです。これをやってあげないと、実際のメニューには表示去れませんでした。

2007/07/24

Nvidia kernel module

lennyで、kernelが 2.6.18 から 2.6.21 へ上がったので nVidia ドライバを更新しようと思って
コンパイルしたら、コンパイルで失敗しました。

   FATAL: modpost: GPL-incompatible module nvidia.ko uses GPL-only symbol 'para
   virt_ops'
   make[3]: *** [__modpost] Error 1
   make[2]: *** [modules] Error 2
   NVIDIA: left KBUILD.
   nvidia.ko failed to build!
   make[1]: *** [module] Error 1
   make: *** [module] Error 2


どうやら、kernel moduleのconfigの問題らしくBTSにも上がっていた。
CONFIG_PARAVIRTをoffにすれば、とおるらしい。

Debianでのkernelのrebuild[[手順>Debian/build_kernel]]。
make xconfigの、

 processor type and features
  paravirtuarization supportが CONFIG_PARAVIRT


になります。

デュアルディスプレイ for Debian

nVidia GeForce 7800 を使って、Xをデュアルディスプレイで表示します。

Debian Sarge for amd64から,xserver-xorg をインストール.同時に,フォントも
適当にインストール.まずは,標準の環境で 1600x1200@60Hzのシングルモニタとして
起動.

/etc/X11/xorg.conf を編集して,二つ目のディスプレイを設定します.基本的には,
Section "Device"で,Screen 1を定義してあげます.

 Section "Device"
        Identifier      "NVIDIA 2"
        Driver          "nvidia"
        BusID           "PCI:5:0:0"
        Screen          1
 EndSection

 Section "Screen"
        Identifier      "Second Screen"
        Device          "NVIDIA 2"
        Monitor         "Generic Monitor"
        DefaultDepth    24
        SubSection "Display"
                Depth           24
                Modes           "1600x1200"
        EndSubSection
 EndSection

Second ScreenをDefault Screenの右に置いてあげます.

 Section "ServerLayout"
        Identifier      "Default Layout"
        Screen          "Default Screen"
        Screen          "Second Screen" RightOf "Default Screen"
        InputDevice     "Generic Keyboard"
        InputDevice     "Configured Mouse"
 EndSection

テストのために,twmをインストールして,.twmrcを用意してXを起動すると
マウスがちゃんと飛んでいきました!

single screenとして起動する
デュアルディスプレイを何で制御するかによると思いますが,[[Debian/SAGE]]を
使う場合,いまのところ(2005-10-21)DISPLAY=0.0しか扱えません.上記の設定だと
DISPLAY=0.1が出来てしまいます.そこで,

 Section "Device"
        Identifier      "NVIDIA Corporation NVIDIA Default Card"
        Driver          "nvidia"
        BusID           "PCI:5:0:0"
        Screen          0
        Option "Twinview"
         Option "SecondMonitorHorizSync" "31-80"
         Option "SecondMonitorVertRefresh" "60"
         Option "MetaModes" "1600x1200,1600x1200"
         Option "TwinViewOrientation" "RightOf"
         Option "ConnectedMonitor" "DFP,DFP"
 EndSection

という設定に変更すると,DISPLAY=0.0が大きくなったように見えます.

 % DISPLAY=0.0 xdpyinfo |grep dimension
  dimensions:    3200x1200 pixels (813x305 millimeters)

1600x1200が横に二つ並んだXができあがります.

Looking Glass (http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/11/02/lg3d/ )というのが
楽しいらしい。まぁ、これはシングルディスプレイでもいいですが、せっかくだから
デュアルでやると面白いかも。

lenny (kernel 2.6.21)とnVidiaドライバの組み合わせトラブるが
発生しました。その時のメモ

2007/07/11

dual core and DVI

デュアルコアなプロセッサとデュアルDVIなマシンを手に入れたので作業環境をどう作ってやろうかと悩んだ挙句、なんか面白い構成になった・・・・・・

Primaryは何といっても、Debian!いまさら自分のデスクトップ環境をDebian以外のOSで作ろうとはまったく思わない。ふと思い返すと、Debianっていつから使ってるんだろう。。。。確か、99年に初めて自分でOSを入れる羽目になってそのときDebian(たしか、当時woody)にしたような気がする。なかなか素直にはインストール出来なくてFreeBSDに浮気してみたり、RedHatのインストーラーはいいなぁと思ってみたりしていた記憶がある。なんのかんの最初は苦労したものの、始めてみれば他には移れない快適さがあった。そのマシンは、お仕事を引退して自宅のメール読み書きマシンになってたりしますな。

それはさておき、Debianをとりあえずリリース直前のetchでインストールして(USBメモリ起動を初めてトライした。これはすごくいい。jigdoはいらないな。)、etchのリリースを待ってlennyへdist-upgrade。これが出来るからDebianはすごい。nvidiaドライバを入れて粛々とセットアップしてdual displayをServerLayoutを使って左右で連結。

Section "ServerLayout"
Identifier "Default Layout"
Screen "Default Screen"
Screen "Second Screen" RightOf "Default Screen"
InputDevice "Generic Keyborad"
InputDevice "Configured Mouse"
EndSection

てな具合に /etc/X11/xort.conf はなった。

次に、もろもろOfficeドキュメント読み書き、動作検証用にWindowsXPがほしくなったので入れた。Windows自体は、購入時のプレインストールライセンスをそのまま使いまわし。さて、どうするかと思ったが、昔買ってなかなか使い勝手が良かったVMWareがフリーでも使えるとのことなのでVMWareを入れて仮想マシン上でWindowsを入れることにした。すんなりOK。

で、次の目標は、せっかく一台のPCでdual displayだから1台ずつDebianとwindowsを動かしたいなと。さらに、KBD,mouseはスムーズに共有したいと。ここはなかなか大きな関門があった。VMToolsを使えば仮想マシン(Windows XP)とホストOS(Debian X window)の間をマウスで移動できるはずなのだが、VMWareをfull screenでsecond displayに起動してしまうとマウスがWindowsから脱出できない!これでは余りにも効率が悪い。Ctrl-Altでfull screen modeをいちいち抜けないとDebianへ移動できない。Windowsに戻ったときも毎回full screen mode に切り替えなきゃいけない。

ここでふと思いついたのがremote desktop。購入時にWindows XP Professional を指定しておいたのでリモートデスクトップのライセンスを一つつけておいた。こいつの出番である。Debian/XFree86からはrdesktopコマンドが有効。こいつはfull screen modeでリモートデスクトップ接続してもX windowとの間の移動はスムーズに出来るようだ。というわけで、なんともみょうちくりんな実装になったが、VMWareで起動したWindows XPをおもむろにアイコン化してしまって、rdesktopで接続する。

これで、2画面で左はDebian、右はWindows XPという求めていた環境の出来上がり。

# これなら別にWindowsマシンが単独であっても一緒じゃないか・・・・・・。と気づいたのは出来上がってから。。。。