JAGURSでは,Gaussian分布を海底地殻変動(初期水位)として計算することが出来ます.が,,,マニュアルには球座標使用の場合しか書かれていないので少し補足です.
tsun.par に
init_disp_gaussian =1
とすることで使えます.で,gaussianというファイル名でパラメータを用意します.が,単位に注意が必要です.
球座標の場合:
&gaussian h0=波高 lon_o=経度[度] lat_o=緯度[度] L=半値幅[km] /
直交座標の場合:
&gaussian h0=波高 lon_o=X座標 lat_o=Y座標 L=半値幅[座標系の単位] /
のように,m(メートル)が単位になっているUTM等を利用している場合,Lで指定する半値幅はmが単位になります.一方で,球座標の場合,座標は「度」単位,半値幅はkm単位で固定です.
なお,波高に負を指定することで凹んだ初期水位を表現することも可能です.実装は mod_init_disp_gaussian.f90 に入っていますので必要な関数に書き直しちゃうのも簡単かなと.
JAGURS V0407以前では,直交座標の場合には波高(h0)が指定できない(1 mに固定)ので注意が必要です.
tsun.par に
init_disp_gaussian =1
とすることで使えます.で,gaussianというファイル名でパラメータを用意します.が,単位に注意が必要です.
球座標の場合:
&gaussian h0=波高 lon_o=経度[度] lat_o=緯度[度] L=半値幅[km] /
直交座標の場合:
&gaussian h0=波高 lon_o=X座標 lat_o=Y座標 L=半値幅[座標系の単位] /
なお,波高に負を指定することで凹んだ初期水位を表現することも可能です.実装は mod_init_disp_gaussian.f90 に入っていますので必要な関数に書き直しちゃうのも簡単かなと.
JAGURS V0407以前では,直交座標の場合には波高(h0)が指定できない(1 mに固定)ので注意が必要です.