2012/03/07

KUNAI for iPhone

KUNAI for iPhoneは,サイボウズのスケジュールをiPhoneで閲覧するためのアプリで,かなり強力.ぶっちゃけ,スケジュール確認(閲覧)だけなら(入力は,PCブラウザの方がやっぱりやりやすい)PCのブラウザで見るより軽快で快適です.

少しだけハマったので,メモ.

  • ログインURLは,正しく入力する 
    • /cgi-bin/ag.cgi などのように,ホスト名だけではなく最後まで指定しないと,正しくログイン出来ません. 
  • データ同期に毎回失敗する場合がある 
    • 初回からデータ同期に失敗する場合,サイボウズのバージョンが古ければこのバグの可能性があります.対処は,サイボウズのサイトに書いてあるとおり,個人フォルダに何か適当にフォルダを作成してあげれば問題無くなります. 
サイボウズで完全に仕事のスケジュール管理をしているので,毎朝iPhoneでスケジュール確認するのが日課になってる.敢えて要望を上げるとすれば,TODOもKUNAIで管理できるとハッピー.今は,サイボウズからToodledoに移行して,iPhoneで見てる.

2012/03/06

ASTER TIRの飽和値

ASTER TIRを使った高温領域検出というのを最近作っているのですが,余り高温ってないのねと思ってたら,DN=4094までが有効で,4095は飽和値に設定されていることを今更知った...

http://www.science.aster.ersdac.or.jp/t/jp/documnts/users_guide/part2/05_03.html

ということは,

  • band 10 ... 369.17
  • band 11 ... 369.89
  • band 12 ... 370.12
  • band 13 ... 368.66
  • band 14 ... 369.76
辺りが,放射輝度温度の測定限界ということだったのか.マジ,知らんかった.

2012/01/04

XFS inode64 オプションの罠

XFSは速いしボリュームサイズの上限も大きいので採用が増えてると思います.
が,32bitモードで使っていると,先頭1TBにinode情報を書くため,まだ空き容量があるのに,新たなファイルが作成できなくなるという問題があります.通常先頭1TBにデータは書き込まれないのでこの問題にはそう簡単にはぶつかりませんが,実はDISKフル近くまで書きこむと,先頭1TB領域にもデータを置き始めるので,実はinode書き込み領域が枯渇する現象に出くわします.

dfで見ると容量はあるのに,No left device と言われて悩まされます.

それを解決するには,inode64オプションの設定が推奨されます.inode64オプションを付与してマウントすることで,inodeの書き込み場所が全体になるので空きがあるのに書き込めないという減少は改善します.

が,,,このディスクで32bitアプリ(OSは64bit)を動かすには注意が必要です.これも余り無いと思いますが,statシステムコールが32bitを期待してbuildされているので,XFS inode64が返す64bitのstat構造体を理解することができません....

XFSにする時はだいぶ慎重に選んだけど,inode64オプションを付ける時は,実害は無いだろうとたかを括ってた...

2011/12/28

MBAをデスクトップ化

Mac Book Air(MBA)にモニタとキーボードとマウスを繋いでデスクトップにしてみました.

1.モニタ
DELLの24インチ(だったかな)が机上にあるので,まずは,DVIケーブルをゲット.


2.OS
Wireless KeyboardMagic Trackpadを使おうと思ったわけですが,Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)以上が必要とのことで,まずはOSのupgrade(10.5; Leopardから)から.


3.キーボード
デスクトップ化するには,MBAは蓋を閉じて動かしたい(どうやらパフォーマンス的にもGPUを外部モニタに専念させられるので良いらしい)ので,外部キーボードが必要.で,せっかくなのでケーブルレスで繋ぎたいので,Apple Wireless Keyboard (US)にした.USは,私にとっては必須.


4.ポインティングデバイス
マウス(Apple Magic Mouse)にしようかとも思ったんだけど,MBA本体がタッチパッドだし上のキーボードと同じ形で並べて使えるというのも面白そうなので,Magic Trackpadにした.本格的なジェスチャーを使うにはLionにした方が良いらしいけど,それは辞めておいた(だいぶ操作感が変わるらしい).


5.仕上げ
最後に,主モニタを外部モニタにして,MBAの内蔵モニタはOFFにしたいわけですが,このモードのことを,クラムシェルモードと呼ぶらしいです.ひと通り設定して,完成と.


6.バグ?
どうも,切り離した後Bluetoothの再接続にうまくいかない時がしばしばある.そうなると,環境設定で見るとBluetoothがOFFになっていたり,ONなんだけど選択できなかったり,「Bluetoothデバイスがスリープを解除することを許可」がチェックできない(グレー表示)という状態に陥る.一応,再起動で治っている(DVI再接続とか,スリープではダメだった)が,作業開始に手間取るので困った.
明確な原因は分からないが,MBAスリープ前にBluetoothデバイスの電源をOFFにして接続を切っていた場合,この問題が起きている気がする(無保証).

7.余談
デュアルモニタにして使うことも考えられると思います.その場合,主モニタを外部モニタにしたいかもしれません.Windowsだったら,プライマリにするとかいうチェックがアタと思いますが,Macの場合は,ディスプレイ設定の画面でマウスでドラッグ&ドロップということでした.この記事の9.です.

2011/12/22

Emacs on Mac via MacPorts

Snow Leopardにしたことに伴って,
              % port clean all
するしかなかったので,Emacsを入れなおさなければいけない.が!自分がどれを入れていたのか,全く記憶にないという事実が発覚.当時,色々な入れ方があるという情報の中から,どれかを選んだはず...なのだが....

唯一の記録が 'port -qv list' の記録で,以下のようになっていた.

    emacs @22.3_1+carbon
    emacs @23.3_3 (active) platform='darwin 10' archs='x86_64'
    emacs-w3m @1.4.4_0 (active)
+carbonって書いてあるから,variantsに +carbon してnative windowで動くようにしたのだろうと想像できるのだが,

               % port info emacs
                   emacs @23.3, Revision 3 (editors)
                  Variants:             dbus, gtk, motif, universal, x11

ちうことなので,+carbon は無い!

探してみると,
emacs-app
というパッケージに答えがあることが分かった.

で,
% port variants emacs-app
emacs-app has the variants:
   fullscreen: Add fullscreen patch
   inline: Add inline patch from MacEmacsJP
   jpfont: Add Japanese font patch from MacEmacsJP
   patches: Add all patches: fullscreen, inline and jpfont
     * requires fullscreen inline jpfont
   universal: Build for multiple architectures
幾つかチョイスがあったのですが,ここでの例示が +patches だったので,

            % sudo port install emacs-app +patches

とすることにした.

インストール先は,
/Applications/MacPorts/Emacs.app
でした.