2016/01/07

gifアニメの作り方(ImageMagick)

gifアニメを作成する方法はたくさんあると思いますが,Mac で ImageMagick を入れてるなら,コマンドラインで作れます.convert コマンドは拡張子で変換対象を推測してくれますが,入力ファイルが複数あって,出力が gif の場合は gifアニメーションを作ってくれます.つまり,,,

       % convert *.jpeg hoge.gif

で gif アニメが作成されてしまいます.ただし,これだと1回流して終わりです.あと,切り替えがとても速いです.ので,

       % convert -loop 0 -delay 50 *.jpeg hoge.gif

で0.5秒切り替えで,無限ループ( -loop が繰り返し回数.0が無限 )になります.

再生の仕方ですが,open hoge.gif や,ダブルクリックで開くと,プレビューで開いてくれます.が,プレビューだと,gif アニメとしてではなく,各コマとして表示されてしまい,動画になってくれません.ブラウザだと gif アニメとして再生してくれるので,ブラウザで,

     file:///Users/(username)/

を開いてたどっていけば,再生できます.

ちなみに,今時のデジカメだと数Mピクセルとかあって,メガバイトクラスだと思います.それを複数枚つなげて gif アニメにすると巨大なファイルになってしまいます.そこで,

     % convert -loop 0 -delay 50 *.jpeg -geometry 960x hoge.gif

などとして出力のサイズを指定してあげると程よいサイズに出来ると思います.この例では,横方向のピクセル数を指定しています.縦は勝手に比例で決めてくれます.なお,元画像の画素数は,

        % identify foo.jpeg

とすると分かります.

gnuplot で書いたグラフを gif アニメにしても良いでしょう.
ImageMagickはMacPortsで入れてます.